ニュージーランド湖畔の森の暮らし①
我が家のすべての水は、目の前の湖水を汲み上げているので、まさに「森から水をいただいている」「湖に生かされている」生活。前回2ヶ月間、日本に滞在していたときは、タンクに溜まった水がしばらく藻の味に。そして今回は、ついにこんな色に。。。ニュージーランド到着後の数日間、タンクの水が完全に入れ替わるまで水が使えなかった。
でも、登山で使う浄水器も持っているし、なんとか生きる術はある……という安心感。登山の経験値は偉大っ。「ここは森のなかなのだから」と思うと、なんの不自由もない。
……というか、車をだせばスーパーへ行けるし(※しかし車のバッテリー上がっている!というハプニングも二度経験済み)。お隣さんだってお水をわけてくれる。全然、山のなかよりも都会だ。大切なのは、東京でも、ここニュージーランド森の暮らしでも、水道をひねってでてくる水が”当たり前”でないと思うこと。水は、自然からの贈り物だと思って暮らせるかどうか……なのだなと改めて日々の生活で学んだ『2012年10月泥水事件』。