PEAKS「槍・穂高」発売中!! 〜涸沢歩き〜

…ちょっと(かなり?)前に発売されておりますが、、、
エイ出版 『PEAKS』 〜槍・穂高特集〜 発売中です。
2号連続・スカートで表紙!
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P.16〜の特集で、涸沢まで歩かせていただきました。
ヨスミ家ログハウスが新島々のバス停に近いこともあり、
上高地の山々を身近に感じてきました。
(主人は、小学生のときから上高地で遊んでいたこともあり思い出がたくさん)
キャンプやトレッキングと、
何度か上高地には遊びにいく機会が多く、
ニュージーランド以外では、山歩きの原点となった場所です。
徳沢までのトレッキングや、
小梨平でのキャンプ、
シーズンごとの上高地の自然を楽しんでいました。
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ザックをテントに置いて”手ぶら”で “歩く”練習をしたり、
(最初はザックを背負って歩くことにも、体力を要しました)
トレッキングポールの使い方を練習したり、
少しずつステップアップのため、トレーニングとしても通った場所。
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徳沢まで歩きながら、次々に見えてくる山。
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その景色の中にある、向こうの山へ行くのは、
自分には無理だと思っていました。
徳沢まででも、「大自然のなかにいれる」だけで大満足!!
あの山との距離感で、自然のなかにいれることが、大好きな場所だったのです。
…でも、いろいろな山を経験し、
今は、「向こうへ行きたい」…という想いが強く溢れてきて、
気持ちが抑えられなくなっていました。
涸沢は、
友人から話を聞き、行ってみたいと恋焦がれて、
今年の目標としていた場所。
『PEAKS』のおかげで、夢が叶うことになりました。
…ちなみに、今回PEAKSで文章を書いてくださったライターの森山伸也さん
初めての出会いは、この上高地。
2007年、女3人で上高地トレッキングをして、
梓川のほとりで、バーナーでお湯を沸かしてお味噌汁を作っていたとき。
  kamikochi5.jpg kamikochi4.jpg(2007年秋)
取材でお声をかけていただいたのが、偶然の出会い。
そんな彼と、この上高地を歩けることも、また感慨深いものがあったのです。
  (→フィールドライフ最新号の北欧記(P.164)、是非読んでください。)
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1日目は雨。しかも暴風雨。
上高地バス停から横尾山荘まで、標高差のない約3時間のトレッキングです。
雨のなか、景色は霧に包まれていたけれど、
目に見えない山の荘厳な存在感を感じながら、歩く。
見えないからこそ感じる山々のすごみ。
上高地のこのあたりのトレイルは、川が流れているからスキ。
川に導かれているように歩ける。
夜、目を閉じても、耳に川の音が残る感じが好きです。
横尾山荘
ベッドには1つ1つカーテンがついているので、個室のようで着替えも楽です。
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お食事もとっても美味しくって、感激!!    【↑ 箸袋に山の絵】
温泉もあり、初心者の女性にはおすすめの山小屋です。
おトイレも綺麗!!
外は暴風雨! 明日は涸沢だ〜!
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2日目は、曇り時々晴れ
昨日は、雨が降っていた分、空の青さがまぶしい!!
目指すは、憧れの地・涸沢!!
横尾山荘から、3時間の道のりです。
昨日の嵐で倒れた倒木をいくつかまたぎ、歩きます。
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あの山の中へ…。
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昔は、そこにいるだけで満足だったのに、
今は、奥に奥に、もっと自然の奥に、、、、と、心が求めています。
歩きたい、、、深いところで繋がりたい、、、
そんな気持ちで上高地を歩きました。
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                       本谷橋で休憩です。
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     【山とサクランボ】
『PEAKS』に、ありのままを書いていただいた通り、
わたしは、運動神経が皆無。
小さいころから、それがコンプレックスでした。
体育の通知表はずっと「2」。
運動会の大玉転がしでは大玉と一緒に転がり、
クラス全員リレーでは、転倒、、わたしのせいで、クラスは最下位に、、、
水泳では、公式記録3m、、、、
大人になった今でも、エスカレーターは足が泳いでしまう…。
苦手なものばかりの私は、「橋」が特に苦手。
(体育の授業で平均台が渡れなかった。)
足がすくんで動けなくなる。
どうしようもなく「怖い」という感情が、頭を制覇してしまう。
これまで、いくつかのトレイルで、
つり橋を渡れず、その先へ進めなくて引き返してきたことがあった。
つり橋を渡れず、同じ道を往復するしかなかったことがあった。
いつも、悔しい思いをしてきた。
だからこそ、何年も時間をかけて、克服してきました。
「その先の景色がみたい」
その想いが、少しずつ、私を成長させてくれました。
つり橋の攻略法を自分なりに研究して試したり、
高所恐怖症のドキュメンタリーを見たり、、、、
「ためしてガッテン」の高所恐怖症克服作戦を、実行したり、、、(笑)。
つり橋をわたって、もっと先へ進みたい。
これからもたくさんの橋を渡って、次の景色がみたい。
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だからこそ、何度も橋を往復して、練習。
感覚を、身に染み付かせます。
運動神経がない私は、
アウトドアや山登りは、「なにかをする行為」「スポーツ」だと思っていました。
でも、違う。
アウトドアで一番大事なのは、「FEEL」なのだ!と気づいてから、
自然との触れ合いが、大好きになりました。
でも山登りは、命にかかわる場面がある。
山を歩くなりの、最低限の技術も必要となる。
自然と真摯に向き合っていきたいからこそ、
それを、この9年かけて、すこしづつステップアップし、
自分なりの山歩きを模索しています。
今回の2泊3日の行程もそう。
「涸沢なんて、誰にでもいけるんじゃない?」…そう思う方もいるかもしれない。
でも、歩くのが遅いからこそ、自分のレベルでのコース設定。
「今の自分が、自然と向き合える形」
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きっと、誰かにとっては、なんともない橋。
でも、誰にでも、どうしても苦手なことがあると思う。
わたしは、虫が平気。
でも、どうしても虫が苦手な人もいると思う。
岩場や難しいルート、みんながそれぞれの課題と向かっているのだと思う。
でも、時間をかけたら、すこしずつすこしずつ克服できることがある。
子供のころ、できなかったことが、
大人になると、すこしだけ、できるようになることがある。
対処法をみつけ、ステップアップをして、成長できることがある。
アウトドアをするようになって、そのことに感動する瞬間がいくつもあります。
人ってすごい。
運動神経がない私が、最初にみつけた自然との対峙は、
「歩くこと」。
体力がなく、走ることができない私でも、
歩くことだけは、できた。
どんなにゆっくりでも。
人間のもっとも原始的な行為「歩く」を楽しみ、
今は、
「素敵な景色へのアプローチを楽しみたい!」
「もっと自然と深くつながるために歩きたい!」という想いが、登山へつながりました。
登りが続きますが、
自分の最適ペースで歩き続けます。
目の前に雪の世界が広がってくる。
周り道をするのかと思ったら、この上を歩くんだよと教えていただく。
そして、初めての簡易アイゼンを使っての雪歩き。
0907karasawa14.jpg (7月初旬)
簡易アイゼンは、リュックに忍ばせていたけれど、
使うのは、今回が初めて。練習練習。
さくさくする感触が楽しい。 新鮮な感覚。
ここが憧れの「涸沢」カール。
涸沢ヒュッテも見えてきた。
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初めて訪れる涸沢、、そこは360度、山に囲まれた場所でした。
今まで来た道を振り返る。
足を20度の角度ずつずらし、体の角度をかえ、ゆっくりゆっくり時計回りに周り、
周囲の山を見渡してみた。
「包まれている」という感覚。
このうえない幸せな感情が、勝手に涙をあふれ出す。
180度周り、
今歩いてきた道を振り返ったとき、、、、
街では見上げる飛行機雲が、
目の高さに、
見えた。
なんていう特別な場所なんだろう。
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この場所へ来られた幸せが胸を満たして、
来た道を振り返っては、「にやり」。
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憧れの地へ、来れた!!
本日の宿泊は、涸沢ヒュッテ
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雰囲気がかわいい。
宿泊部屋からは、この景色が見えます!!贅沢!!
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おでん到着〜〜っ!!
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                         カメラマン:亀田さん(レインスカート試着中)(魚屋さん?)
2泊3日の行程だと、
早い時間に涸沢に着けるので、
この地でゆっくりできるのが醍醐味。
数種類あるハーブティーをいただきました。
18:00 夜ご飯の時間です。
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夜、お布団を並べた部屋の小さな窓から、
日が暮れるのをずっと見ていました。
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だんだんと、山の輪郭が際立ってくる。
昼間は、「あの山」 「その向こうの山」 …と1つ1つの存在だった山が、
夜、1つの輪郭になっていく。
ますます、山に包まれてくる。
いつもはテント泊が多いので、この窓ガラス1枚がもどかしい…。
日が暮れるのを、ドキドキしながら、眺めます。
小さな窓から星を待つ時間。。。。
日が深く暮れたころ、星がっ!!
みんなで外に飛び出すと、前穂高の上に、半月が輝いていました。
幻想的。
1時間くらい、じっと月を眺めていました。
涸沢小屋の向こうの山から、落石の音が。
雷のような、地響きのような音。
綺麗なだけじゃない、山への畏怖の気持ちが沸きおこります。
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3日目は曇り時々晴れ
今日は、上高地バス停までの山歩き。
小屋の方に「この上は行かれないんですか?」と聞かれ、
「今日は上高地まで下りるんです」というと、
「もったいない〜」!!のお声。
きっと、涸沢の上には、もっともっと深い自然と繋がれる場所があるんだな〜と思った。
いつか、、わたしも、、、。
いつか、ここが通過点になるときがくるかもしれない。
涸沢までは、普通の方だと、1泊2日の行程が多い。
でも、今回、わたしはゆっくりゆっくり、
その一歩一歩を楽しみながら、歩かせていただいた。
無理をせず、今のレベルでの山歩き。
私には、今、涸沢に来られることが、本当に幸せ。
この場所にいられることが、幸せ。
アイゼンで、さくさく雪歩き。
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涸沢ヒュッテで作っていただいたお弁当を徳沢にて。
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…正直、涸沢までの道のりは、
先月の北八ヶ岳や過去の山々などに比べて、比較的歩きやすかった。
1泊2日でも、歩けたかもしれない。
でも、自分の山歩きの原点を考える、素敵な山歩きとなりました。
それぞれのレベルでの自然との対峙がある。
上高地は、それを受け止めてくれる山だと思う。
大正池まででも最高。
徳沢まででも最高。
涸沢まででも最高。
穂高にいけたら、もっと最高。
槍ヶ岳にいけたら、もっと最高。
またいろいろな山を登って、
そして、成長して、
この上高地へ戻ってきたいな…と思った。
まだまだ8月!
是非、PEAKS・2号で、皆さんもこの夏の山を、吟味してください(*^_^*)。

10 thoughts on “PEAKS「槍・穂高」発売中!! 〜涸沢歩き〜

  1. はじめまして、こんにちは。
    PEAKS拝読させていただきました。
    ブログでは誌面では見えなかった所が沢山ありましたので、とても興味深く読ませていただきました。
    新島々のバス停に近い所にログハウスがあるなんて。。。絶句です。笑
    涸沢、本当にいいところですね。
    天場にも泊まったことはありますが、ヒュッテから見た景色とは目線が低いのでちょっと違って見えます。
    槍も穂高の峰々も勿論好きですが、私はヒュッテの外のベンチで山や雪や空や流れる雲を見ながらのんびり過ごす時間が大好きです。
    最近はご無沙汰してますが、機会があったら何回でも行ってみたい場所です。

  2. こんにちは。ゆりさんの文章を読みながら私も一歩一歩その道のりを歩いている気持ちになりました・・・。
    山の大地から、木々達からもらえるエネルギーって
    ものすごいものがありますよね。
    見えない力に尊敬と感謝せずにいられないというか・・。
    山歩きまだまだ初心者なので私も一歩一歩
    しっかり踏みしめながら登っていけたらいいなと
    思いました。どうもありがとう^^。

  3. よすみさん、おはようございます!
    よすみさんの気持ちとリンクすることが多く、ブログを読ませていただきながらドキドキしたりワクワクしたり・・・
    まるで上高地を自分が今歩いているような感動を味わうことができました[絵文字:i-260]
    初夏に大正池まで歩きました。
    綺麗な川の水に感動し、思わず涙があふれました。
    顔を上げれば、この美しい川の水を育む山々・・・
    原点を知りたいと思いました。この奥に行ってみたい!!
    私の憧れの場所「涸沢カール」で山に包まれたい[絵文字:i-179]
    上高地、私にとっても何度も戻ってきたくなる特別な場所です!

  4. よすみさん、はじめまして!
    主人の影響で最近アウトドアデビューした者です。
    といってもオートキャンプ場でのテント泊くらいだったんですが、
    PEAKSのよすみさんの記事を読んで私も主人と上高地へ行ってきました!
    2泊3日、目的地は涸沢!とよすみさんと同じだったんですが、
    (宿泊はテントでした。)
    私も体力がなくて初めて背負った重いザックでいきなり不安に
    なったり、歩くペースが思った以上に遅かったり…で、
    残念なことに本谷橋までのトレッキングとなってしまいました。
    来年こそは体力を付けて涸沢に行くぞ!と誓ったものの、
    あともうちょっとだったのに…と悔しかったです。
    本当は穂高に登りたかった主人にも申し訳なかったな、と…。
    でも、よすみさんのブログを読んで私も自分のペースで
    少しずつ山に近づいて行こうと思いました。
    よすみさんの考え方に同感です。
    なんか肩の荷が下りました、どうもありがとう!
    涸沢の素晴らしさは見ることが出来なかったけど、
    徳沢でのキャンプは緑に囲まれて素晴らしかったです!
    満天の星空も見れたし、外メシは本当に楽しい♪
    いつかよすみさんと山で会えたらいいなぁ♪
    次はぜひスカートでトレッキングしたいです!

  5. 友里さん、初めまして、こんにちは。
    PEAKS、Joyなどで拝見しています。
    スカートで山登り、素敵ですね。 初めて見てからファンになりました。
    昨年、8月に富士山に登ろうと仲間と計画し、山登りを始めました。3月から、八溝山、日光の女峰山・男体山、奥久慈男体山と頑張って登りました。夕方、友達とウォーキングもしました。先日、12・13日に富士山へ行ってきました。天気は申し分ないくらい2日間とも晴天でした。でも、残念ながら八合目で吐き気によりダウンしてしまいました。2日目の朝は回復したのですが、みんなに迷惑をかけてしまうと思い、山小屋で待つことにしました。みんなと山頂に行きたかったな…。あぁ…愚痴ってしまってすみません。でも必ずリベンジします!!
    友里さんみたいに、いろんな山を登ってみたいと思っています。これからも楽しみにブログを拝見させて頂きます!

  6. よすみさん、こんにちは^^
    ブログ拝見しました。
    私も先日憧れていた涸沢へ(テント泊)で行って参りました。
    ちょっと天気には恵まれませんでしたが
    また是非行きたいなあって思ってます。
    もちろん「PEAKS」我が家にあります。
    とっても参考になって好きな山雑誌です^^
    9月号の八ヶ岳特集も楽しみです。
     これからもご活躍応援しています^^

  7. こんばんは!
    ブログの更新待ってました〜(^∀^)/
    私もPEAKS買わせて頂きました♪
    とても参考になりました。
    ありがとうございます!
    涸沢素敵ですよね〜!!
    私も去年の夏に彼と初めて登り、その景色の美しさと星空にとても感動しました!今年は、紅葉の美しい秋に登ってみようかと計画中です。
    私も最初は涸沢まで登れるかととても心配でした・・・。
    だから登れた時の感動は忘れもしません!
    ヒュッテで食べたおでんの味も・・・(笑)
    そして、いつの日か『奥穂高』に登るのが夢になりました♪
    そうそう、私も先日、北アルプスの燕岳で念願のスカートデビューをしましたよ♪♪
    私の買ったスカートは、中にショーツがあるタイプだったので、急な登り道で大股開きをしても気にならず、とても快適でした♪
    スカートスタイルは、快適で可愛くて文句なし!!彼からの評判も良かったです。
    まだまだ、新米な私ですが、スカートスタイルにはまりそうです(笑)
    四角さん、これからも頑張って下さいね♪
    応援しています〜!!

  8. PEAKSで友里さんを知りブログ拝見させてもらっています。
    一昨日、登山中に雪渓で滑ってしまい、たまたまコンビニで手にした雑誌がPEAKSでして、雪の上で滑っている友里さんをみて、私ももっと山を楽しみたいと思いました。また遊びに来ます!

  9. 四角さんこんにちは。 
    ピークス2号の四角さんのコーナー(?)感激で目に涙を浮かべながら読みました。
    ますます四角さんにメロメロです。
    後ろ姿が移っている写真のワンピースは「ジャック」のものでしょうか?今後気機会がありましたらぜひ、具体的なコーディネート指南お願いします。
    四角さんの文章を読むとほんわかと心が温かくなるようです
    巡り合えてよかったです。ありがとうございます。

  10. 日常でもスカートをはかない私ですが、山でスカートをはいている登山者を見ると、やっぱりかわいいなあ はいてみたいかも。。。と思ってしまいます。
    登山を始めて約5年。(数はたくさん登っていません、、)
    いつも友人に連れていってもらって楽しんでいます。最近やっと欲が出てきて
    自分らしい登山って何だろう?って思いはじめたところです。
    ファッションにも自分らしさを持って、自分のペースを持って歩んでいるよすみさんのブログは大変参考になりました。
    ブログこれからも楽しみにしてますね。

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