この時期にこの天候は珍しいのですが
サイクロン(台風)の影響もあり、連日の強風&雨!!!
1日に数回、停電になってます。
夏だというのに気温もぐんと下がり、
昨日の夜からセーターを着込んで、暖炉に火をくべました。
大好きなLafuma/POPUPチェアー
(インドアでもアウトドアでも大活躍!)
目の前が真っ白。
湖の先にあるはずの山も、まったく見えません。
姿は見えなくても、山の存在を感じて…
窓がきしむほどの暴風雨に少しだけ不安になる私と対照的に
雨を受け止め、風と遊び、喜んでいるように見える原生林とシダたち。
その生命力の強さは、いつも私に勇気をくれます。
シダの新芽「koru(コル)」 今にも開きそう。
「始まり」「新生」「成長」「力」「調和」「平和」
などの意味を持つとされています。
お隣りのKarenからいただいた「pikopiko(ピコピコ)」
マオリの方はこのシダの新芽・pikopikoを食用します。
山菜の「こごみ」にそっくり!!
明日、味比べをしてみよう。
P.S コメントとメールをありがとうございます!!
週2回、ブログを続けるモチベーションの源になるので
本当に嬉しいです。
野菜ジュースの写真の右上の果物は、
庭にある、レモンのようなグレープフルーツのような正体不明の果物です。
味は酸っぱい&苦い。
なにかを掛けあわせた品種のようなので、前のオーナーさんに教えてもらわなきゃー。
Category Archives: ニュージーランド
野菜ジュース
ニュージーランドで暮らすようになってから
毎朝、野菜ジュースを作るようになりました。
試行錯誤を重ねて辿り着いたベストレシピは…
・りんご
・人参
・レモン(冬は庭で実ったレモン♪)
・生姜(←大好きなんです!味がしまる!)
・ビートルート(赤カブ)!
庭で採れるレモンが嬉しくて、、、毎朝、収穫していたら
あっという間になくなってしまい大失敗。
来年こそは、計画的に…。
りんご・人参・赤カブは皮ごと野菜ジュースメーカーで粉砕
ジュースだけがポットに貯まるシステム。
残ったカスは、家庭菜園のコンポストに入れて、
それがまた我が家の野菜を育ててくれます。
(野菜カスをお料理に使っても◯)
〜毎日の元気の源〜
このジュースを飲み始めて、
毎回、味が違うことに気付きました。
同じ果物&野菜でジュースを作っても、
甘さや酸っぱさが毎回違う。
もちろん、形も大きさもバラバラ。
まったく同じ味の野菜や果物なんて、ひとつもないんだ…と
当たり前のことを、1杯の野菜ジュースが教えてくれました。
…こうやって
日々の生活のなかにも自然を感じ、
手間をかけて自然のものを食しながら生きてゆきたい。
以前より強く、そう意識するようになったのは
アウトドアと出会って自然を身近に感じられるようになったおかげ。
自然との触れ合いは、
私のライフスタイルも大きく変えてくれました。
…ちなみに、この野菜ジュース、飲んだあとに口が赤くなります。
Nice Photo !! この前うちに遊びに来てくれたNonoちゃん!!
必ず「ニッコリデビル
」になるので、なんだかHAPPY!!
(ちなみにおトイレもややピンクになります・・・)
朝のウォーキング
朝は湖畔をウォーキング!!
日々の健康管理のため、そして日本の夏山に向けて体力作りだー!
実は、我が家の湖畔側の庭から繋がっている
片道1時間ほどのトレッキングコースがあるのです。
このマークが、湖畔のトレッキングコースの目印。
湖畔に点在する家々を眺めながら歩きます。
おっ。釣り好きな人が住んでいるのかしらっ。
“風見鶏”ならぬ”風見鱒”
おっ。ここにも。
先にフライ(疑似餌)までついてる…。傑作。
おやっ。ここにも。
…湖畔は、釣りキチが集まる場所だ。
そして、ウォーキングの帰り道、
ふと見上げると、赤い実がなった樹を発見〜〜〜!!!
こ、これはプラムっ!!??
▲Foxfireの春夏に発売される帽子(すっごくイイ!!)
▲ノース・フェイスの化繊の長袖無地Tシャツ(御殿場アウトレットで購入)
↑ワッペンでリメイクしてます
…食べたみたら、美味しくて止まらないっ。
思わずムシャムシャと食べてしまって、
ウォーキングをしたぶんのカロリーを摂取した気も。
プチトマトくらいのサイズ
毎朝、ウォーキングの帰りに食べることにしよう。うしし。
でも、この実、何日後まで残っているかなー。
鳥たちと、プラムの奪いあいになりそう。
湖のうえで…2010〜2011年
一日遅れの更新となってしまい、すみません…
今日は2010年の大晦日のお話を。
この日は、クリスマスに引き続き
お隣りさんの”年越しPARTY!!”にお誘いを受けました!!
各自一品を持ち寄る”ポットラック”スタイル。
私たちは遅れての参加だったので、デザートにフルーツを持参。
(↓イチゴが人気で、すぐになくなりました!)
ここはお隣りさんのデッキ(ベランダ)のディナーテーブル。
ニュージーランドの方はアウトドアで食事をするのが大好きなんです。
iPhoneアプリの「Star Walk」で天体観測。
空にiPhoneをかざすと、リアルタイムで目の前にある星の名前を知ることができます。
星空を眺めるのがもっともっと楽しくなるのでアウトドアで大活躍!!!
(iPhoneマニアの夫のおすすめアプリ!)
そして、0時に打ち上がる花火をみるために、
23時頃、ボートで出航。
いざ湖の真ん中へ!!!!
漆黒の空となめらかな水の感触。
満点の空と天の川。
空をみつめていると、ゆっくりと動く衛星と、流れ星をいくつも見つけられます。
湖のうえで3艘のボートをつなげ、花火見物のスタンバイ。
それぞれのボートの上を往来できます。
こちらは初夏ですが、真夜中の湖上はとても寒くて、
850フィルパワーのMarmotダウンJKを着込んでちょうどいいくらい…
星空をずーっと眺めながら、2011年の到来を待ちました。
2010年、10年来の最大の夢であった「ニュージーランド移住」が叶いました。
(夫にとっては15年以上前からの夢!)
でも「ニュージーランドに住むこと」自体がゴールではなく、
この地で「自然を感じ、湖とともに生きること」が、本当の移住の目的です。
昨年は、生活の基盤作りに追われ、あっという間の1年でした。
大変なことも、慣れない雑務に追われることも、たくさんあったけれど、
原生林と湖に囲まれた、この場所で暮らすことが、今は一番の幸せです。
雨の日も晴れの日も、数秒ごとに表情を変えてくれる山。
空と山をスクリーンのように映しだす湖。
透き通る命の源の水。
力強く生い茂る原生林。
朝日と共に歌い始める野鳥たち。
私たちは今、山上湖の畔で暮らしています。
ここでは、まるでテントの布一枚の距離感で、自然を近くに感じることができます。
そして、2011年1月1日の瞬間!!
〜HAPPY NEW YEAR!!〜
湖に花火が映って綺麗〜!!
実はこの花火、同じ湖畔の集落に暮らすある女性が、
家族と楽しむために個人的に打ち上げていたものが
どんどん大規模になり、、、それが名物になってしまったそうで、、、
ご近所さんの期待に応えるべく、引き続き自費で(笑)、
毎年花火をあげているそうです。
(…ずっと続いて欲しい〜!!!!!)
ボートの目の前をなんと泳ぐ人々がっ!!ちなみに女性も!
すごく寒いのに〜〜。(私はダウンを着てるのに…)
そして、年越し後、ボートの上は音楽をかけての大はしゃぎ。
1950〜60年代の音楽(オールディーズ)で、みんな踊っています(笑)。
60〜70歳のおじさん、おばさんが、楽しそうに踊っていて
なんだか、それを見ているだけで幸せな気持ち。
が、、、、
みんな、踊りまくるものだから、船が揺れる。揺れる(笑)。。。。。
…と、思わぬ船酔いで始まった2011年。
すっかりグロッキーになった私は、目覚めたら午後。。。
初日の出は見逃してしまいました。
クリスマスパーティー
(もう昨年のことになってしまいましたが)
ニュージーランドでの初めてのクリスマスは、
お隣りのDavidとKarenに、パーティーにお招きいただきました!!
→Karenが教えてくれた“Kawakawa”についてのブログ
手毬寿司&ざくろ寿司を持参!
(こちらのスーパーで見つけた冷凍枝豆をトッピング♪)
庭から切ってきたKawakawa(マオリハーブ)の葉と、
これまた庭から拾ってきたもみじを添えて…。
お隣りには、ご家族やご近所さんが集まっていました!
青空を感じながらくつろぐクリスマス!
食事の前に、
Karenがマオリ語でお祈りをしてくださり、
クリスマスパーティーがスタート。
ごちそうがいっぱい〜!
ローストターキー、ハム、スモークトラウト etc..etc…..
お寿司もあっという間に完食されてヨカッタ!
今朝、釣れたばかりのニジマスの燻製。
「Piripiri(ピリピリ)」という名のマオリハーブが効いてます。
マオリハーブは、
マオリ族が食用&薬用として利用していた「ニュージーランド固有種のハーブ」で、
私達が普段食しているハーブに比べ、ワイルドで力強い香りがします。
自然を熟知し、自然と共に生活をしていた
マオリ族ならではのハーブを知りたくて、
Karenに教えていただきながら、現在、私も勉強中!
ブラックベリーがたくさんはいった”ポンチ”も美味しかった〜!
(ジンジャーエール、生姜、オレンジジュース、冷凍のフルーツで作るそう)
やさしいDavid(左/黒Tシャツ)とKaren(中央/黒タンクトップ)。
二人がお隣りで、本当に幸せ。
私達を、温かく見守ってくれて、助けて下さるお二人。
いつも感謝することばかりで、なにか私たちにできることはないか…と思っていたのですが
ここ数回、DavidのMacやネットのトラブルを私が修理!!
…で、頼りにされるようになり、ちょっと嬉しい今日この頃。
Karenのひいおばあさんのお写真。
そして今日のメインは、ハンギ!!
ハンギは、マオリの伝統的なお料理で、
地面に穴を掘り、その中に焼石と食材の入ったかごを入れ、蒸し焼きにするもの。
今回はお庭で、ガス式の大型蒸し器を使っての「現代版ハンギ」を作って下さいました!
素材の味がぎゅっと濃縮されて、お肉もお芋も甘く感じる。
とっても美味しい。
クリスマスプレゼントをいただきました。
Karenが編んだカゴに入れられたチェリーと、
家庭菜園で育てられた採れたてのいんげんまめ。
カードには「With Lots of Aroha(アロハ=マオリ語の”愛”)」とメッセージが添えられて。
※ハワイ語のAlohaと似ていて面白い。
二人は、ニュージーランドの生活のサポートだけでなく
マオリの考え方に基づいた自然との関わり方、
自分たちの住む、この”大地”と”湖”とともに暮らす術を
私達に教えてくれる大切な友人です。
たくさんのやさしさを感じ、あたたかい気持ちですごしたクリスマスでした。
2011 HAPPY NEW YEAR!!
空が…
メリークリスマス
3歳の車中泊キャンパー
私たちがニュージーランドの湖畔キャンプ場で、
トレーラーハウス生活をしていた今年の3月、
あるご家族が遊びにきました。
その旅の手段は「車中泊」!!
しかもしかも、当時2歳の女の子のお子さんを連れてのキャンピング旅行だったのです。
nonoちゃん、当時2歳。
キャンプ場を裸足で歩きまわって、ニュージーランド流!!
キャンピングカーを2台横に並べて一緒に夕暮れの空の下でディナー。
持ち寄りPARTY!
車のなかは、こんな感じ!!
折り畳みベッド、簡易キッチン、冷蔵庫(クーラーボックス!)などの
生活に必要なモノが、ぎゅぎゅ〜っと詰まっています。
「ESCAPE(エスケープ)」というレンタカー屋さんオリジナルの
超個性的なペインティングのキャンパーバン。
(地元のグラフィティックアーティストの作品で一台一台デザインが違うそうです!)
nonoちゃんが自然のなかでのびのびしている姿や
ご両親の触れ合い方を目にし、
「ああ〜子供と一緒でもこんなにアウトドアライフができるんだ」
そして
「女の子でも、こんなにたくましく自然のなかで遊べるんだ」と
いろんなことを教えてもらいました。
********
そして、数日前(前回から約9ヶ月後)、
このご家族がまたニュージーランド旅を開始し、
湖畔の我が家に泊まりにきてくれました!
今回は3ヶ月の旅だそうです。
今回のペイントは、Tui(ニュージーランドで愛されている鳥)の絵!!
nonoちゃん、大きくなってるー!
車中泊が楽しくてしょうがない!という様子で、もう立派なトラベラーです。
餃子PARTYをしました!
いい旅をーーーー!!
前回の旅の様子はこちら→ヤムヤム旅しんぶんのつくりかた
PAPER SKY・マンモススクールなどのWebサイトを担当されていて、
ご自身もカワイイホームページを運営されています。
…そして、ちなみに現在の我が家には、一人旅中の14歳の男の子が滞在中!!
海辺ハイキング
先週の水曜日、ニュージーランドの我が家に遊びにきていた友人夫婦と
ハイキングにいってきました。
我が家から1時間の場所にある海の街
“Tauranga”のシンボル的な存在の山”Mt Maunganui”へ。
まず目に入ったのは、この標識。
海で1日に採ってよい貝の量を示しています。
●PAUA(あわび!)10コ
●KINA(うに)50コ
●MUSSEL(ムール貝)25コ
うわ〜、楽しそう。なんて贅沢なんだー!
今日は頂上まで往復1時間半〜2時間程度のハイキング
おおおっ!岩場に人が。貝は採れてるかな〜?
マヌカの樹を発見。花が咲いていて、いい匂い。
頂上着。半島の形がくっきり見ることができて面白い。
”Pohutukawa(ポフツカワ)”
12月に真っ赤な花を咲かせるため、
「ニュージーランドのChristmas Tree」と呼ばれ愛されているこの国原種の樹。
鮮やかな色が美しくて、見つけると心が弾みます。
頂上はガスで曇っていたけれど、
この高度感と、地平線、そして緑と赤のコントラスト!!
そして、初ハイキングをした友人の笑顔!!
ガスでも、快晴でも、どちらでもHAPPYにはかわりないっ!
登ってよかった〜。
海からそり立つ美しい山。
海辺にはサーファーやカヤッカー、山にはトレイルランナーやハイカー。
ちなみに、この山はパラグライダーを楽しむ人もたくさん!
頂上までパラグライダーを背負って歩き、
山を取り囲むように広がる白い砂浜のビーチに向かって飛び降りていきます!!
うさぎがいっぱい!
ふもとの海辺のキャンプ場に並ぶキャンピングカーやテントたち。
いつかここにテントをたて、ロングステイしたい。
帰ってしらべてみたら、標高は232mでした。
山と海の繋がりを感じる大好きな場所のひとつです。