毎回、アワアワとパッキングをし、ニュージーランドを旅立つ準備。
今年、何度目の帰国になるのだろう…。
アウトドア道具が行ったり来たりしています。
6月の日本。
緊張のトークライブツアーと、もうひとつ大きな楽しみが。。。。
それは「梅仕事」
この数年は「梅雨の時期=梅の季節」と、わくわく・そわそわ。
あの梅の香りがたまらないのです・・・。
梅酒・梅ジャム・梅シロップも作るのですが、
なによりも梅干し作りが大好きで…。。。
まだまだ新米で試行錯誤していますが、今年で4年目になります。
季節を感じ、愛情を注ぎ、せっせと“仕込む”。
自分のできる範囲で、毎日の生活を“丁寧に生きる”。
スーパーで1年中、ものが買えるような時代のなかで
梅がでまわる旬の時期の、たった1〜2週間を逃すと
その1年は、梅干しを作ることができない…、、、という最高の贅沢。
自然からの恵みを、ぎゅっと濃縮したような幸せ。
山歩きと同じように、一瞬の季節のキラメキを感じる時間。
季節を感じるって、とっても素敵なことだと思う。
万が一、、、、、、自宅で火事が起こったら
梅干しは一番に持ち出したいです。
以前、携帯の待受画面にしていた
「愛しい梅干しと夕焼け」in 世田谷(2008年@旧宅)。
さぁ、いざ日本へ帰国!!!!!
P.S AIGLEコラボ商品のお問い合わせ、ありがとうございます。
帰国後に情報UPさせていただきます。
Category Archives: ニュージーランド
秋の味覚
キャンプ場生活も随分と寒くなり
ニュージーランドは晩秋から初冬に移行しました。
***
そして秋のニュージーランド名物、Feijoaを食す。
(もう終わりかけです)
〜 これはマオリ人の友人からもらったFeijoaゼリー 〜
最初は「ん???なんだ??」という味なのですが、
(調べてみたらパイナップルのようなグアバのような…と表現されていましたが、
いまいちピンとこず)
芳醇な香りと食感が、食べ続けるとクセになる。。。
何個でも、食べれちゃいます。
仕事の合間にもくもくと食べていたら、スプーンに空が写っていました。
日本帰国前の仕事のドタバタで、なんだかパソコンばかり見ているような毎日ですが
ちゃんと空は、自分の上にあるんだな〜とやや反省。
どこにいても、それに気づくか気づかないか、感動できるかできないかは
自分のこころ次第。
…さぁ、今日もがんばろう。
今週末には、日本です。
メール&コメントのお返事ができておらず、申し訳ありません。
いただくコメント、メールの1通1通にとても励まされており、
写真の添付などを拝見すると、とても嬉しく感動してしまいます。
「美しい」「楽しい」と感じたもののおすそ分けをいただき
いつも心から感謝の気持ちでいっぱいです。
〜私からお礼の気持ちをこめて〜 満月と朝焼け
ザック用レインカバーの使い方(?)
雲上の湖畔トレイル 〜縦走4日間〜
5月中旬、4日間のトレッキングに行っておりました。
ずっと目標にしていた
ニュージーランドのトレッキングコースが2つあったのですが、
そのうち1つの「Lake Waikaremoana Great Walk 」を無事に踏破することができました!!!
湖の4分の3周を4〜5日かけて歩くコースで
ず〜っと湖畔の、湖好きな私達には最高のトレイル。
実は2008年に一度、一部分だけを歩き、
「いつか…いつか…すべてを歩けるようになりたい」…と目標にしていたのです。
約2年半越しの挑戦です。
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出発の数週間前から
「4日間も、連日歩き通せるか」…という不安で胸がザワザワし
ときには緊張で眠れない(笑)。
(いまだに、どんな日帰り登山でも、いつも最初はドキドキしてしまう私)
このためにトレーニングもし、
背負う荷物の重量もすこしずつ増やし、
装備もg単位で検証してきたのだから大丈夫!と気持ちを奮い立たせる。
これまで最長2泊3日の登山しかしたことのない私にとっては、
今の体力では、3泊4日歩き通すこのトレッキングは私なりの「挑戦」。
(もともと身体能力が極めて低いので、
他の人と比べてしまうと、もちろん、話にならないのですが・・)
【DAY1】
ほかの人が簡単にやれてしまうことを、自分はできない。
膝の高さ程度の段差が怖い。
歩くペースが遅い。
…そんなことに直面するたび、くやしくて、心が折れそうになる。
山のなかで「できない自分」と嫌でも向きあい、認め、一緒に歩く。
歩くことは、ありのままの自分になること。
…ずっと苦手だった吊り橋も、いくつもクリア!!
以前は足が震えすくんでしまっていた吊り橋も、
ゆっくりゆっくりではあるけれど、渡れるようになった。
焦らずゆけば、いつかできるようになる。
このトレイルを歩くのは2回目だ。
「夢は1度で叶わなくても意味はある!」と、自分に言い聞かせながら歩く。
「体力的」に追い込まれたときにしかわからない精神面の強さを
登山はいつも教えてくれる。
【DAY2】
一生懸命、集中して歩いていると
自分からヒラヒラと鱗のようなものが落ち、
自分の「足跡」と一緒に、魂のカケラの「種」を蒔いていくような気持ちになってゆく。
…でも、余計なことを考えたりして
一生懸命、心を込めて歩かないと、
魂のカケラは落ちてゆかないのが、山の不思議で…。
傲慢な気持ちで歩いていると、山からもらえるものは何もなく
感謝の気持ちだけを、山に残して歩きたい。
山歩きは、体と心を動かしながら、自然とつながる行為。
そんな、たくさんのハイカーの想いがしみこんでいる道が登山道。
その気持ちを、やさしく、時に厳しく、受け止めてくれる山々は
さらに美しく見えてくる!
【DAY3】
自然が一瞬だけ見せてくれる景色。
数秒間の奇跡。
心で感じたこの感動は、私だけのもの!
この先に残された人生、おばあちゃんになっても、
この景色と出会うために、歩き、心震わせ、生きていきたい。
【DAY4】
…と、いろいろ書きましたが、なにより………最高に楽しかった!!!
1日1日が終わるのが、こんなに切ないなんて!!
完歩、バンザイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
時に自分をふがいなく、もどかしく思うけれど、
でも、この日は、完歩できた自分を、すこし誇らしく思いました。
いくつもの圧倒的な景色をみせてくれた山の神様と、
トレイルで出会ったたくさんのステキなハイカーに感謝!!!!
嵐がすぎて…
風のもたらすもの
あまりの強風で夜中に目が覚めた。
↑ 2日連続、こんなネタ(笑)。
トレーラーハウスが風をうけて揺れるっ!!!
実際よりも大きく聞こえる風の音に、
「大丈夫かな?」と少しだけ心配になるこの感覚。
布1枚(薄い壁1枚)で自然のなかに身を置いている感覚。
これも「テント」以上〜「お家」未満。
それがトレーラーハウス。
朝起きて、隣のキャラバンのおばさんに
「風で車がシェイクしてなかった?」と聞くと、
「でも風で雲が流れて、空が綺麗よ〜」とのお返事。
(キャンパーは、ときに詩人です)
そうだ、空だ!! 見上げると美しい空!!
木々の紅葉が始まりました
…2日連続、こんなネタですが、トレーラーハウスはどこよりも快眠です。
雨の音
キャンプ場のシャワー
我がキャンプ場のシャワー。
こう表示されていたら、どこに目盛りをまわしますか?
「まずはWarmくらいで調整してみよう」と思ったアナタ。
…熱湯がでます。
ちょうどよいのは、「COLD」のやや「WARM」側(笑)。
トレーラーハウス内のシャワーは、肩をすぼめるほど狭く、水圧も低いです。
…でも、この狭い空間に、衣食住のすべてが詰まってる!と思うと、非常に快適。
ただ、シャワーは、主人と二人続けて入るとお湯がなくなってしまうため、
キャンプ場のシャワールームも利用しています。
シャンプー・リンスなど洗面道具を持って芝生のキャンプ場をてくてく歩く。
日がでているうちにシャワーをあび、
ビーチサンダルで、またてくてく芝生の上を歩き、トレーラーハウスに戻る。
特に気持ちよい時間です。
シャワー室では、びっくりするくらい大きな虫に遭遇します。
でも、そんな出会いも楽しいのがキャンプ場生活・・・。
日本!!
3月中旬より、日本に滞在しております!!
今回は、3週間という短い時間。
〜出発時(夜明け前)〜
我が家であるトレーラーハウスを離れるとき、とても寂しい気持ちに。
「しばらくの間、お留守番よろしくね」
国内移動は、プロペラ機!
ニュージーランドの田舎の湖畔での、小さな小さなトレーラーハウス生活から、
大都会の東京へ。
あまりのギャップに戸惑いながらも、
“ニュージーランドが教えてくれるもの”
“日本が教えてくれるもの”
2つの生活で見えてきたものがあります。
東京へついたら、春の匂いがしますね。
(ニュージーランドは紅葉が始まっていました)
着物でおでかけもしたいし、
春の山歩きへも出かけたい!!
そして、なにより仕事が山積み………!!!!
NZ帰国までに桜も見れるといいな〜!
次の日本滞在は、6月頃になりそうなのですが、
そのタイミングにあわせて、トークイベントで全国を回らせていただく予定です。
(たくさんお声をお掛けいただき感謝です)
詳細は追ってブログで発表します!!