4月の日本での滞在中。
どうしても、プライベートで登山にいきたい!!
…でも、仕事ややることがあって、なかなか出かけられない。
「行きたい」のに「行けない」。
そんな気持ちがすこしストレスになり、よけいに山への気持ちが募ります。
でも、ある日。
「よし!行こう!!」と二人で山に出かけました。
〜登山届提出〜
以前は二人で山歩きをするときはどうしても主人が主導だったけれど、
最近は、どの山に行くか・ルートをどうするか・時間配分など決めるは
私担当になってきました。
今日の目的地は、「鍋割山」!! 後沢乗越経由でいきます。
もう春。
〜おやつタイム〜
しょっぱいもの・甘いもの。
最近は「Cheeza(チーザ)」の登場回数が多し。
ぐんぐん登ってきた〜。
今日はAIGLEのリバーシブルスカート
桜も咲いていました。景色も最高。
新緑が生まれたての柔らかさ。
鳥の声は春を喜んでいるような、嬉しそうな歌声。
森が瑞々しい!!
…やっぱり、山にこられてよかった!!!
そして、鍋割山・着!!! 1272.5m
そして待望の鍋焼きうどん〜!!!具沢山。かぼちゃの天ぷら。
私はどちらかというとお蕎麦よりうどん派なので、うれしい!!
以前に信州のログハウスの近くの蕎麦屋を食べ比べするため、
一晩に4軒回ったら、一生分のお蕎麦を食べたような
気分になってしまったのです。トホ。でも麺好き。
鈴木ともこちゃんに
「鍋焼きうどん、量がすごいたっぷりだよ〜!」と教えてもらっていたのですが、
2杯目を注文しようかと悩んでいた自分がコワイ。
おトイレもとっても綺麗(使ったティッシュは持ち帰り)
山小屋のおじさんは、毎日、街まで下山しているんだそうです。
ゴールデンウォークなどは、鍋焼きうどんの注文を1日100杯以上うけるのだそう。
かき氷も食べてみたい。
主人がタクシー会社に迎車を頼む電話をしたとき、
「今、鍋焼き山です」 (注:鍋割山デス)
…と言っていました。
でも、話が通じていました。
その気持ちは、わかる。
また、紅葉の時期に訪れたい山小屋です。
そして、小丸(1341m)方面から二俣に下山。
なにより、ここの鍋割尾根・歩きがステキでした。
海も街もみえて、宙にういているよう。
こんな山に日帰りで登れるなんて、丹沢はやっぱりステキだな〜。
鹿にも遭遇。
この後、鹿の毛がたくさん落ちている場所があり、
ふと目をやると、そこには鹿の朽ちた姿が。
その大きな命の塊に衝撃をうけ、しばし佇みました。
そして下る下る下る下る!!
個人的には、
行きは二俣〜後沢乗越ルート、
帰りは小丸〜小丸尾根(訓練所尾根)ルートのほうが
登りで展望があるのでオススメです。
ひと休み
今日、山にこれたことがほんとうに嬉しい。
歩くことがほんとうに楽しい。
私は、トレッキングでも登山でも、歩くという行為がとても好き。
(昔は、こんな風に感じるようになるなんて想像もしてなかった!!)
(自分が、歩けるようになるとも思わなかった!)
でも、こうやってぐんぐん歩いていると、
「人間って、きっと、前に進むことが好きなんだ」と思う。
歩いて移動をすること、
美しい景色をみたいと思う欲求、
そして精神的にも「前に進む」という本能のようなもの。
以前に登山靴「クリスピー」を扱うアルカの久世社長が
(靴に人生をかけた熱い方です)
(田部井淳子さんが愛用なさっている登山靴)
「人間は歩けたから文化が発達したんだ」とおっしゃっていました。
歩けたからコミュニケーションが発達し、文化が広がったのだと。
歩きながら、いろんなことを考える。
主人と二人の山歩きは、やはり私にとって大切な行為です。
そして、下山!!! よいトレーニングにもなりました。
日が暮れるのはまだ早いんだな〜。
帰りは夜に用事があったので、ちょっと奮発してタクシー。
渋沢駅までは2800円でした。